Mouthpiece Orthodonticsマウスピース矯正

従来のワイヤーを使用しない、取り外し可能な透明のマウスピースを使用して、歯列矯正を行うシステム”インビザライン”を導入いたしました。

骨格的な歯列不整以外は、ほとんど対応可能で、針金を使うものと違って、審美性に優れているのが特徴です。

価格は税別で80万円~となります。

インビザラインのメリット

  • Merit.01目に見えにくいデザイン

    Invisalignは透明なプラスチック製の装置なので、歯科矯正中でも見た目を心配する必要がありません。

  • Merit.02取り外し可能

    Invisalignは食事や歯磨きなどの日常生活に適応するために取り外しが可能です。

  • Merit.03軽いフィット感

    Invisalignはスムーズなプラスチック製であり、普通のブレースと比較してより快適なフィット感があります。

  • Merit.04健康的な歯と口腔

    Invisalignは歯磨きや食事の日常生活に適応するために取り外しが可能なので、歯と口腔の健康状態を維持することができます。

  • Merit.05効果的な歯科矯正

    Invisalignは歯列の矯正に効果的であり、多くの人々が理想的な歯列を達成することができます。

マウスピース矯正の副作用とリスク

抜歯・麻酔

  • 矯正をしたい箇所に十分なスペースがない場合は、抜歯を必要とする場合もあります。健康上問題のない歯の抜歯の場合もあります。
  • 抜歯する場合は麻酔注射を行います。麻酔の中には、成分に心拍数、血圧を上げる作用があるものもあるため、心臓や血圧に問題がある方が使用すると、動悸、血圧上昇を起こす場合があります。また、頬を噛んでもわからなかったり、熱いものを飲んでもわからないため、口腔内を傷つけるリスクがあります。さらに、麻酔によって悪心、嘔吐、アレルギー反応が起こることもあります。

虫歯・歯周病

  • 長時間マウスピースを装着する為、虫歯や歯周病を招く場合があります。治療中の定期検診では、虫歯や歯周病の確認も行いましょう。間食を控え、矯正治療中に合ったブラッシング指導を歯科医師より受けて 、毎日丁寧なブラッシング、歯を清潔にしてリスクを抑えましょう。また、歯科医院で歯をクリーニングすることや、フッ素塗布など、歯科医院でのケアも有効的です。
  • 矯正中は、虫歯や歯周病の治療が行えないため矯正前にこれらの治療を終わらせる必要があります。矯正専門の歯科の場合は、一般の歯科で虫歯、歯周病の治療を行う必要もあります。

治療終了後

  • 矯正終了して数か月から数年経過すると噛み合わせが悪くなる可能性があります。噛み合わせが悪くなると、咀嚼障害、頭痛、肩こりを招く事があります。また、噛み合わせのバランスが崩れることで、口が大きく開かない、食事を噛むときに痛みが出る顎関節症を発症する場合があります。他にも自律神経失調症になることもあります。噛み合わせが原因の場合は、噛み合わせの治療を行います
  • 矯正終了後に矯正箇所が元に戻る場合もあります。

その他

  • 矯正中、頭痛、首や肩のこり、強い倦怠感、吐き気、不眠など不定愁訴が起こる場合がありますので、鎮痛剤、吐き気止め等、歯科医師の指示のもと服用する場合があります。
  • 治療中と治療後の見た目に個人差が大きくあらわれる治療です。また、歯科医師との見解の相違も起こりえます。歯科医師とよくご相談ください。
  • 歯の大きな移動が必要なケースには適用できないことがあります。また、抜歯の必要がある歯並び、歯のねじれがある、奥歯の噛み合わせを調整するなどといった場合は、マウスピース矯正は、不向きとなります。
  • 自分自身で外すことができるため、つい外しがちになると治療がうまくいかない場合があります。
  • マウスピースは就寝時にも装着しておく必要があるため、強い歯ぎしりの癖があるとマウスピース自体が割れてしまう恐れがあります。また就寝時だけでなく、日常的に歯を食いしばる癖がある人も同様です。
  • マウスピース矯正は、毎回型取りを必要とするものもありその場合は、通院頻度が他の矯正にくらべて多くなる場合があります。
  • 矯正力が強すぎると、歯の根が短くなる「歯根吸収」が起こるリスクが高くなります。
  • 歯や骨の状態、歯の動きを妨げる癖があった場合、虫歯や歯周病の発生など、治療計画よりも治療期間が長くなる場合があります。
  • 矯正治療では、歯肉が下がる場合(歯肉退縮)があります。特に切歯(せっし:上下前歯各4本)、歯の凸凹が大きい患者さまの場合、発症する事があります。
  • 取り外し可能な矯正装置なため、歯磨きはしやすいがマウスピース自体の装着時間が長く、虫歯のリスクが高まることがあります。
  • 大幅な矯正や抜歯を必要とする矯正には、対応できない場合があります。
  • 患者さまが自分で取り外すことができるので、ご協力いただけなければ、治療が計画通り進まないことがあります。マウスピースは、歯科医師の指示にそって装着しましょう。
  • 個人差により治療期間が数年かかることがあります。
  • 固いものが一時的に噛めなくなります。また、ガムや餅など、装置に引っかかるものが食べられなくなることもあります。
  • 装置が壊れることがあります。その際は歯科医院を受診してください。
  • 個人差があり、かなりのストレスを受ける患者さまもいます。
  • 矯正中は、器具を装着するため、食べかすが詰まりやすく虫歯、歯周病を招きやすくなります。
  • 虫歯や歯周炎が発生すると一旦、装置を取り外して歯科医院で治療をする場合もあります。
  • 患者さまが、取り外しできる矯正装置や補助装置の装着時間を守っていなかったり、定期的な来院ができなかった場合は、治療期間が延びる場合があります。
  • 特殊な噛み合わせ、骨の硬さ、歯のかたちの場合は、治療期間が長くなる場合があります。
  • 舌で歯を押す癖や、歯並びに悪影響をあたえる癖が改善されない方は、治療期間が延びる場合があります。
  • 矯正治療で歯を動かして歯並びを整える「動的治療」を終えて歯並びが改善されても、まだ歯が元の位置に戻ろうとする傾向があるため、一定期間動かした歯をとどめておく保定が必要です。歯の位置が安定するまでの保定期間には個人差があるので、治療後も歯科医師の指示を守ってください。